園で大切にしていること

園長先生が日頃皆様にお伝えしたいと思っていること
◎お母さんの声で本を読んであげましょう!!
 ちっちゃな生まれたての赤ちゃんもお母さんの優しいゆったりとした声で本を読んでもらうことは、心の育ちにとっても大切なことです。
 幼稚園に入ってだんだん字が読めるようになっても、やっぱりお母さんの腕の中で、お母さんの声で読んでもらうことは、親子の宝物として将来二人の心の中にしっかりと根づきます。

 どうぞ素敵な本をその子のためにゆっくりと読んであげて下さい。

 100年という歴史の中には私たちの知らない様々な出来事があったと思います。
しかし、その中で「子供たちの幸せを願う気持ち」はずっと変わらなかったことでしょう。
その気持ちを大切に受け継ぎながら、水沢幼稚園は今日も笑顔でいっぱいです。

◎ひとりひとり、みんなたいせつ!!
 今、子育てをしていく社会環境は、かなりむずかしい状況になってきています。それをかえていくのは制度もですけれど、できるところから、自分達が少しずつかわっていくこともしていかなければならないようです。
 こうだから仕方がないと思ってしまう前に、ひとりひとりが子育てをやわらかな気持ちで芯が通ったものでやっていくこと、その為には、園でも皆様に発信できることはしていこうと思っています。
 明橋大二先生のお話に親も子も自己肯定感、自尊感情をもって生きられるようにしていくことが大切だということがありました。それは決して自分を甘やかすことではなく、大らかに自分のありよう、あるべき姿を持って生きていくということであり、我が子にちゃんと向き合って、まず丸ごと受けとめ、そこから愛しているよということを伝え、大人の尊厳を持ちつつ子供を育てることだと思います。子どもは親の姿をみて育ちます。ご一緒に自分も大切に子供も大切に過ごして参りましょう。